Shizuokafusuma

大きな扉を
つくる技術

木製で【大きい】【軽い】【薄い】【反らない】扉ができる

通常、扉を大きくしようとすると、耐久性等の問題により、鉄などの金属が使用され、当然、重量は重くなってしまいます。しかし、当社では鉄芯を使わず木材のみを使用しています。木材を芯材にした場合、軽くはなりますが問題になるのが“反り”です。そこで当社では、予め木材が反る方向と程度を計算し、それを製材によって打ち消す「R框」によって経年による反りを防ぎ、「大きく軽く薄い、それでいて反らない木製扉」の製作に成功したのです。

また、扉は、引き戸にしてもドアにしても、壁と同等の遮音性・断熱性や問題なく開け閉めができる機能性が重視されても、意匠性や心地=マインドはおざなりにされてしまう傾向にありました。それは多く のドアメーカーなどでは、大きさ・厚さ・重さ・素材に関する規格を基に量産していて、そもそも“空間に合わせる”という発想がないため。当社では、あらゆるサイズに対応するだけでなく、壁紙で仕上げるという、襖製作では、いわば当たり前の発想により、意匠性に関するニーズに対応。空間に合った、オリジナリティに溢れ、住む人の心地に応える扉を実現しています。

■ 大きな扉をつくる

和風建築にしても、洋風あるいは和洋折衷建築にしても、ある規格に則って設計されています。それは施工における合理性や収まりの良さの観点から見れば、当たり前の“常識”ですが、建築としての強度・耐久性などを満たしてさえいれば、規格にこだわる必要はありません。当社の大きな扉は、常識の壁を越え、空間設計のアイデアと可能性を広げる1つの手段として開発されました。また、「大は小を兼ねる」という言葉があるように、大きな扉をつくることができるということは、その範囲内であれば、どんなサイズ・形状でもつくることができる、ということを意味しています。

扉のサイズ
扉の施工イメージ
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