Shizuokafusuma

木にこだわり
木を活かす

木を使う理由

軽さと強度を兼ね備え、しかも加工のしやすい「木」は、建材や建具の最適な素材の1つと言えます。しかしながら「木は、木材となっても梅雨時など、湿度が高い時期には空気中の湿気を吸収し、逆に冬場などの空気が乾燥している時には内部に溜め込んだ湿気を放出する『調湿作用』によって膨張収縮を繰り返しています。これによって木のサイズ・形状は変化し、それによって“反り”という不具合を引き起こしてしまいます。

そうした欠点はありながらも、我々メーカーにとっては加工しやすく、使用者にとっては使いやすさや安心感が得られるなど、木には欠点を補って余りある“良”さがたくさんあります。「木は動くものだから仕方がない」と使用者に我慢してもらうことは簡単です。しかし、本物の木を使った“いいもの”だからこそ、長く使ってもらいたい。そのため当社では、古くからある木工職人の木の動きを熟知した技術を扉・襖づくりに応用しているのです。

木の加工現場1木の加工現場2
木の加工現場3
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軽くて反らない技術